はじめに
今回ご紹介するのは
「FIRE最強の早期リタイア術」です。
注目度の高い言葉「FIRE」。
FIREを学ぶ際、色々なサイトで紹介されているのが
この書籍で、気になったので読んでみました。
要約
(まだ)自らの情熱に従うな
心から好きな仕事をすればお金は後からついてくる、と
期待することは危険。POTスコアが高い仕事を選ぶこと。
POTスコア=給与の中央値と最低賃金の差額÷学ぶ事にかかった総費用
例:著書で紹介されているPOTスコア。
POTスコア
役者 :0.52
医学 :0.78
法律 :1.09
配管工:5.14
ここでは配管工が費用対効果が高いことを意味しています。
インデックスファンドの勧め
インデックス投資は勝つ銘柄を選ぶのではなく、
すべての銘側に同時に投資することができます。
・指数はゼロにはならない
・手数料が安い
人気のあるETF
S&P500:米国企業の大型株500銘柄の時価総額を指数化したもの
4%ルール
1年間の生活費を投資ポートフォリオの4%と等しい金額で
あれば、リタイアしても95%の確率で老後資金が底つかないという法則。
現金クッションと利回りシールド
4%ルールに従ったとしても、5%の確率で資金が底をついてしまう
リスクがあり、そのリスクを解消するための考え方が
現金クッションと利回りシールドです。
現金クッション:緊急時のために準備金。下落相場の時に
ポートフォリオを切り崩さないようにするもの。
利回りシールド:ETFの分配金(配当と利子)。
リスクに備えて資産の一部を高利回り資産に置き換える。
高利回り資産の例
優先株、不動産投資信託(REIT)、社債、高配当株
バケツ・アンド・バックアップ
リタイア後の資金を3つのバケツに分ける
ポートフォリオ: リタイア後の生活を支える投資用のバケツ
今年の支出 : その年に使う予定の資金を入れておくバケツ
現金クッション: 緊急時用の準備金。
バックアッププラン
プラン1: 利回りシールドの利用
プラン2: 現金クッションの利用
プラン3: 物価の低い国へ旅行して年間支出を抑える
プラン4: 副業
プラン5: 一時的にパートタイムの仕事
経済的自立を達成するための3つのアプローチ
ハスラー :起業家。ビジネスで一山当ててリタイアする。
投資家 :不動産屋株式など、投資の運用でリタイアする。
オプティマイザー:普通の仕事だが、節約によってリタイアを狙う。
誰でも目指せるアプローチはオプティマイザーになります。
感想
FIREの考え方が具体的にイメージできて大変勉強になりました。
以前から資金ポートフォリオは組んでいたのですが
著書で学んだ良い部分を取り入れてみようと思いました。
興味ある人は是非♪