【ネタバレ注意】10歳から知っておきたいお金の心得 感想

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はじめに

今回ご紹介するのは
「10歳から知っておきたいお金の心得」です。

前回ご紹介した「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、
日本はお金の教育が遅れているな~、と思ったこと。
学校ではお金については教えないですからね。
そうであるなら、
これからは子供に正しいお金の教育をしていきたい
と思い、子供に教えられる本を探してこちらを選びました。

要約

物の価格はどうやって決めるの?
以下の説明がされています。
 ・需要と供給
 ・外国為替市場
 ・円安と円高
 ・景気がいい、景気が悪い
 ・インフレとデフレ
 ・景気変動
 ・原価

ここで大切なお話としては
お金の価値が経済成長に合わせて変化している。
商品の価値は、売りたい人と買いたい人のバランスで変わる。

といったところですね。

未来のお金はどうなるの?
以下の説明がされています。
 ・キャッシュレス。便利な点とキケンな点。
 ・カード、QR、バーコード、ICチップ
 ・暗号資産

キャッシュレス決済は支払いタイミングで
 前払い :電子マネーやSuica
 即時払い:デビッドカード
 後払い :クレジットカード
があると、キャッシュレス決済は普及が進むので、
種類などを子供に教えるのは良い事だと感じました。
特に、キャッシュレス決済は便利な分、
カード使い過ぎによって借金地獄に
ならないよう正しく教えていきたいですね。


あと、今の子供たちが大人になったときに
暗号資産(仮想通貨)が更に、より一般的に
なっているかもしれません。
そうした勉強もしていく必要がありそうですね。

銀行って何をしているところ?
以下の説明がされています。
 ・銀行の役割
 ・3大業務
 ・日本銀行

銀行にお金を預けても利息は微々たるもの、であること。
銀行の3大業務として、預金・貸出・為替、があること。
お金を刷っているところが日本銀行なんだ、が分かります。

投資でお金は増やせるの?
以下の説明がされています。
 ・投資と貯金
 ・会社と未来のことを考える
 ・株式会社と株
 ・クラウドファンディング

お金の価値も経済成長によって変化するので、
貯金だけしていくのもリスクの一つ。
なので、お金を増やす投資も勉強していきましょう
というお話があります。確かにそうです。

また、投資は会社を応援すること
世の中に必要とされる会社に投資しようという話が
ありますが、子供に投資というものを教える
ベースとなるこの考え、私は好きです。

投資には株、投資信託、国債といった種類があって、
お父さんお母さんと一緒に相談しながら
実際に投資をはじめてみよう、好きな会社を応援していこう、
という教育につなげるのは良いかな、と感じました。

税金や社会保障って何?
以下の説明がされています。
 ・税金
 ・消費税
 ・社会保障

 ・年金
税金は何のためにあるのか。何で払っているのか。
税金の大切さを説明してくれています。

大切な税金が有効に活用されているか見届けることは国民の義務
というお話がありますが、確かにそうですよね。
政治家を投票で選んで終わり、ではなくて、
その後の税金の使途にも関心を持っていくのは大事ですね。

感想

本の最初で、外国為替市場や景気変動の説明していますが、
10歳に理解できる話なのでしょうか?
周りに10歳の子供がいないから感想聞けない。。

ただ、何を子供に教えていくのか、を提案している本
と考えたら良い本だと思いました。

子供に必要な知識。何を教えておかないといけないのか、
というテーマは揃っているので、親の方が関心あるテーマを拾って、
子供に分かりやすい言葉を選びながら、
子供の理解度に合わせて教えていくのが大切かな、と思いました。